佐野市では、男女がともに働きやすい職場づくりに積極的に取り組んでいる事業者を表彰する「パレット賞」を2015年に創設し、毎年2~3事業者が受賞しています。
このたび当社佐野工場が応募したところ、当社の制度と佐野工場独自の取組み内容を評価され、11月21日に佐野市勤労者会館で表彰式が行われました。
受賞決定の理由は以下の3点です。
①女性の人材育成
本社研修だけでなく、工場独自の研修を行うなど、男女同等に充実した研修を行っている。工場初の女性管理職が誕生しており、将来的にさらなる女性活躍推進が期待できる。
②充実した休業・休暇制度
育児に関して、法定を上回る休業・休暇制度を整備するほか、会社独自の休暇制度を設け、積極的に社員に活用されている。従業員の立場に立った手厚い制度を整備し、育児休業からの職場復帰100%を達成している。
③地域に根ざした職場づくり
工業団地内の「女性活躍ネットワーク会議」に参加し、他社との情報交換を行ったり、地元から障がい者を雇用するなど、地域に根ざした職場づくりに取り組んでいる。
佐野工場 コメント
私たちの工場では産業機器を製造しており、女性比率は約16%と男性中心の職場ですが、当社グループが持続的に成長していくためには、女性に限らず多様な人材が活躍できる環境が重要と考え、制度の見直しや体制の整備に取り組んでいます。 今回、私たちの取り組みを評価していただきパレット賞を受賞できたことは、大きな励みになります。 今後さらに少子化が進行するなかで、女性の職域拡大や育児休業からの職場復帰支援は非常に重要な施策ですので、「男女共同参画」の必要性を工場で働く全てのメンバーに浸透させていきたいと思います。