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海上交通システムで 安全を守る責任を胸に
国内営業・海外営業(海上交通)
T.F. 2003年新卒入社 法学専攻 卒業
官公庁営業に求められるのは 長期間、期待以上の仕事を継続すること
東京湾や瀬戸内など、多数の船舶が行き交う狭水路では海難事故を未然に防止するために通行管制や航行援助活動が必要となります。こうした船舶交通を安全かつ効率的に行うための海上交通情報処理システムという海の交通管制システムの国内営業を担当しています。 顧客は海上保安庁、国家石油備蓄基地など。いわゆる官公庁営業です。官公庁営業は常に公正な競争にさらされています。その中で、東京計器の製品を公共事業として国家や都道府県の計画に乗せてもらうためには、技術力はもちろん、提案力が必要。 この提案力に欠かせないのがロジカルな思考と説明です。まさに営業の腕の見せどころですね。また契約交渉も営業の大事な仕事のひとつ。東京計器の社員は80%近くが理系出身ですが、私のように法学部などの文系出身者の得意分野が生かされる場面も多くあると実感しています。 また、顧客との付き合いが長く続くのも官公庁営業の特徴。私が担当しているシステムであれば、1度納品すれば次は10年先です。「販売して終わり」ではなく、その後10年間、顧客の期待以上の仕事を継続することで、10年後の再受注につながるのです。
東京湾の守りの要・海ほたるの新型レーダーが 回り始めた時の感動が忘れられない
やりがいという意味では、業界を問わず、営業という職種は「受注できた時」が一番充実する瞬間だと思います。ただ、東京計器が販売しているのは、簡単には買い換えられない、一年中決して止まってはいけない公共インフラに関わる高額なシステムです。 プレッシャーはありますが、実際に動いているところを目にした時の充実感は大きいと感じます。2013年頃、東京計器が新型レーダーを開発し、その1号機を東京湾のど真ん中に浮かぶパーキングエリア「海ほたる」に取り付けました。 旧型レーダーの後継機として新型レーダーを納めたのですが、海の守りの要となるレーダーは入れ換え時も動かし続けなければいけません。45時間ほどの突貫工事でやりきり、深夜の東京湾でレーダーが回り始めた時は非常に感動しました。 2022年1月には名古屋港でも東京計器の新システムが始動。羽田に向かう途中の海域にも東京計器のレーダーが何機かあり、それらを目にすると、とてもうれしく誇らしい気持ちになります。
日本の技術力の結集、新商品レーダーの性能が ヨーロッパで認められた瞬間
東京計器は技術部門と営業部門がひとつのチームとなって新商品の提案開発に取り組んでいます。エンジニアは技術的なトレンドとメーカーとしての得意分野の観点から、営業は市場トレンドとお客様の財政事情などの観点からそれぞれ提案し、新しい価値を生み出しています。東京計器の製品は国内では一定の評価をいただいておりましたが、近年、ようやくヨーロッパにおいても新商品のレーダーの性能が認められ、マーケットを開拓し始めました。 ヨーロッパでの評価試験の結果が現地の新聞に取り上げられた時は、日本のメーカーとして誇りを感じました。 品質が高い物を作ろうとするとコストがかかります。ですが、その価値を認めてくれるお客様、市場は必ずあると実感した瞬間でもありました。今後も海外のマーケットに目を向けつつ、一人ひとりが自立したキーパーソーンとして輝ける東京計器海上交通事業部でありたいと思っています。
出社
問い合わせ対応、会議、提案書作成、見積書作成など
行きつけの中華屋さんでこっそりサービスしてもらうと気分がよくなります笑
経費管理、販売計画作成、進捗・達成状況の報告、人事評価など
退社 子どもの学童保育にお迎えに
電車や飛行機で移動 顧客と打ち合わせ
各地の立ち食いそばなどでさっと昼食を済ませる
Webミーティング
顧客や協力会社と打ち合わせ
現地のお土産を選び、名物を食べてから帰宅