東京計器グループは、性別や国籍、障がいの有無に関わらず、
働くことを希望する方々の雇用に取り組んでおり、
仕事と家庭の両立を支援する各種制度の導入や
より働きやすい環境づくりを進めています。
DATA
制度
テレワーク制度
週2日を上限に、自宅やブランチオフィス、サテライトオフィスで勤務いただけます。事情があり会社が認めた場合はこの限りではありません。
フレックスタイム制度
10:00-14:45をコアタイムとし、始業時間を7:00-10:00、終業時間を14:45-21:00の間で各自で設定することができます。
休暇制度
- 半日休暇
- 慶弔休暇
結婚された際に5日、忌引きの際に7日および往復所要日数 など
- 生理日
- 特別年休
有効期間内に取得できなかった有給休暇を5年間、最大60日まで積み立てることができます。私傷病や災害、産前産後、子育て、介護、自己啓発、人間ドック受診、ボランティア活動等のために休暇を取得する場合に利用できます。
出産・子育てに関する制度
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母性健康管理
妊娠中および産後1年以内の女性従業員が通院する場合やつわりで心身に負担がある場合に次のような配慮を行います。業務内容の軽減・半日単位で取得できる休暇の付与・1日2時間を限度とした勤務時間の短縮・30分単位で取得できる休憩および休憩場所の提供。
- 産前産後休暇
産前6週間の産前休暇、産後8週間の産後休暇が付与されます。
- 配偶者出産時の休暇 3日
- 育児休職
子どもが2歳になる誕生日前日まで取得できます。復職時は休職前の職場および業務に復帰していただきます。
- 育児時間
1歳までの子どもを育てる女性従業員は、1日1時間の育児時間を取得することができます。
- 育児短時間勤務
子どもが小学校6年を修了するまで、1日2時間を限度とし、30分単位で勤務時間を短縮できます。
- 子の看護休暇
小学校入学前の子どもの看護のため、年5日、1時間単位で取得できます。
介護休業制度
- 介護休暇
要介護者の家族1名につき通算1年間、3回を上限とし取得できます。復職時は休職前の職場および業務に復職していただきます。
- 介護短期休暇
要介護者の介護のため、年5日、1時間単位で取得できます。
- 介護短時間勤務
1日の実労働時間を5時間以上とし、30分単位で勤務時間を短縮できます。
リフレッシュ休暇制度
45歳時点および55歳時点で勤続10年以上の従業員に、有給のリフレッシュ休暇が3日付与され、助成金が支給されます。
仕事と子育ての両立
R.H
人事
2019年に産育休を取得 ※社員の所属は取材当時のものです。
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2019年
妊娠6か月
立ちっぱなしの満員電車がつらく勤務時間を朝1時間短縮
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妊娠9か月
切迫早産で絶対安静を医師から告げられ、特別休暇を活用して2週間早く産休に入る
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2020年
保育園に入れず育休を延長
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2021年
4月
1年半の育休を経て、休職前と同じ人事部採用担当として復職
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5月
朝1時間夕1時間の育児短時間勤務を活用
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6月
朝30分夕30分に育児短時間勤務時間を変更
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7月
フレックスタイム制を活用しフルタイムで勤務
妊娠中のはなし
妊娠5か月の頃、切迫流産と診断されました。入院するほどではなかったことから、また、当時は在宅勤務制度がなかったことから、勤務時間を短縮して勤務しました。年休や特別休暇も使い切るほどお休みもいただきました。仕事内容としては、会社説明会やインターンの登壇など立ち仕事が多い時期でしたが、同僚に代わってもらったり座らせてもらったりし、負担を軽減していただきました。繁忙期に想定外に就業できる時間が減り、仕事が終わらない焦りや同僚へのしわ寄せに対する申し訳なさが強く、中途半端に業務に就くよりも辞めてしまった方がいいのではないかと考えることもありましたが、同僚は体調を気遣ってくださったり、変わらず接してくださり、仕事面だけでなく精神面でも支えていただけたと感じています。
産育休中のはなし
実家も義実家も遠方で里帰りせずに出産し、産後すぐにコロナ禍に。話し相手が旦那だけだったので、社会から取り残されているような気持になり、早く復職したい気持ちが強かったです。育休を延長することになった際や復職前には上司がていねいなご連絡をくださり、「私の居場所がまだある」と安心できました。給付金関連の手続きに関しても担当部署の方がまめに連絡をくださり、スムーズに手続きすることができました。
復職後のはなし
繁忙期に復職することになり、タイトな業務スケジュールについていけるのか、また同僚にも忙しい中、引継ぎ等で時間を割いてもらわなければならないという申し訳なさを感じながらの復職でしたが、スムーズに業務を再開できるように上司も同僚も準備をしてくださっており、また、私が挑戦したかった一大プロジェクトを任せてもらえ、期待に応えたいと前向きな気持ちに切り替えることができました。仕事と育児の両立に慣れるため、朝夕それぞれ1時間、勤務時間を短縮して復職しましたが、想像していたよりも余裕があったため、翌月には朝夕それぞれ30分、その翌月にはフレックスタイム制を活用してフルタイムで勤務しています。こどもの体調不良で急にお休みをいただくこともありますが、在宅勤務制度を活用しながら、仕事と育児とが両立できるように調整しています。コロナの影響で保育園が登園自粛、実質休園状態になったときは、1か月半もの間、在宅勤務しました。今後も、学童探しも大変そうですし、習い事もはじめるとなると今よりも在宅勤務制度等を活用させてもらうことになるのかなと思っています。
M.T
法務
2015年と2017年に産育休を取得 ※社員の所属は取材当時のものです。
妊娠中のはなし
2回とも、早いうちから倦怠感や体力低下が感じられたため、上司に相談し、勤務時間の調整等をしていただきました。その分、職場では業務が増えた方もいたと思いますが、変わりなく接してくださり、とても感謝しています。また、お腹の張りが強く感じられた場合には、社内の診療所で休ませていただいたりもしました。職場で丁度同じ時期に妊娠された方がいたため、体調のことや引継ぎのこと、保育園のこと等を情報共有し合えたことは、精神的に助けられました。業務については、マニュアルを作成し、引き継ぎを行いました。自分だけで行う分にはマニュアルまでは不要と思っていても、いざというときに他の方にやって頂くためには、マニュアルって必要なんだなと改めて感じました。
産育休中のはなし
一人目のときは、出産前から、保育園に入れるのかが心配で、一時期は精神的にまいっていました。上司が、1か月に1度書類をまとめて送ってくださる際に、体調を気遣う言葉や、復職を待っているというようなコメントを毎回付けてくださっていて、それがとても励みになったことを今でもよく覚えています。一人目の時は特に、職場で私を含めて二人同時の休職であったため、職場にはより負担をかけたと思うので、復職したら絶対に業務を頑張って職場に恩返しできるようにしたいと思うようになりました。
復職後のはなし
妊娠初期のうちは、時短勤務は極力最小限にして仕事を頑張りたいという気持ちがあったのですが、とある園長先生の「定年まで働くとすれば、小学校入学までの6年間なんてほんの一時。仕事はいずれ必ず思いっきり出来るときが来るから、小学校入学までは制度をフル活用して無理なく両立する、というのもありですよ」という言葉で、良い意味で力が抜け、時短勤務をフル活用し、1日あたり2時間の時間短縮勤務をさせて頂くことにしました。休職期間はそれぞれ1年未満だったのですが、それでもブランクは感じました。低レベルな話ですが、以前と同じスピードで話や思考することができないと感じました。考えてみると、休職中は、会話のできない乳児しかほぼ相手にしておらず、そもそも人との会話自体が減っていたので、脳がなまってしまっていたんだなと思います。完全に元に戻ったと思えたのは1年後くらいだったかもしれません。二人目が2歳になった頃からは、業務時間の制約によって自分が志す業務のレベルや量がなかなか達成できないことがストレスで、短縮時間を30分縮めて1日あたり1.5時間としました。当社は、一か月単位で時短勤務の設定時間変更を申請することが可能であり、無理だったらまた戻せばよいと思えたので、試しながら勤務時間を延ばすことが出来て助かりました。近年は在宅勤務制度もでき、特にコロナで保育園が休園になった時期には、制度のおかげで休むことなく仕事をすることが出来ました。在宅勤務では私用外出も認められており、勤務中に一度子供を保育園から習い事に連れて行き、再び業務に戻る、ということもさせて頂いています。送迎のことを考えると習い事なんてさせてあげられないと思っていたので、本当に助かっています。