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顧客の要望を叶え付加価値を生み出す 横断的なエンジニアを目指して
設計開発(印刷検査)
K.S. 2018年新卒入社 システム理工学専攻 修了
物理学で培った探求心や創造力を生かし、幅広い経験ができそうな点に魅力を感じた
大学では物理学科で超音波工学を学んできました。専攻を決めた理由は、機械や電気といった専門性の高い技術を根幹から支える学問を学びたかったからです。 超音波の製品を扱う数少ない国内メーカーの1つとして東京計器を知りました。盤石な経営基盤を持った会社を希望していたため、長い歴史を持ち官公庁を中心に取引実績がある点や、幅広い事業を手がけている点に魅力を感じ応募。印刷検査事業を希望したのは、少数精鋭のメンバーで手がけている点が魅力だったのと、画像処理の分野に興味を持ったからです。その希望が叶い、印刷検査事業の設計開発部署に配属されました。現在はソフトウェア開発を主軸として、新規製品の開発業務を担当しています。
食品包装の印刷検査機器の製品開発を担当 顧客の要求に応える新たな製品を目指し開発を行っている
東京計器の中では、私の所属する印刷検査事業が最も生活に身近な存在かもしれません。取り扱っているのは、食品パッケージの微細な汚れや印刷ミスなどを見つけ出す検査機器です。紙やフィルムなどの素材品検査を行うM-CAP、そしてお菓子などの外装フィルムに使われる軟包材の絵柄入り印刷検査に使われるP-CAPの二本柱で事業を展開しています。 印刷業界全体で、求められる印刷品質が厳しくなる一方で商品単価が上がらないという課題があり、もともと目視など人の手で行われてきた検査工程が検査装置などの機械に置き換わってきました。私も作業者の負担軽減による省力化と生産性向上を実現できるシステムを目指して開発しています。月に1~2回は、実際に製品を使っている現場へ足を運び、要望をヒアリングして、開発に活かしています。2023年から取り組んできた新たな市場向けの製品開発も、きっかけはお客様のご要望からでした。
お客様との対話を大切に ユーザーの困りごとを解決する製品を開発
入社後まず取り組んだC#の習得に始まり、2年目には新規製品の主担当として市場調査から製品投入まで全てに携わるなど、短期間で多くのことを経験できました。3~4年目になると製品について周りから質問される立場になり、その時に自分の成長を実感しました。コミュニケーションの行き違いから、製品納入後のトラブルで苦労したこともありましたが、それらをひっくるめて自分はお客様に育ててもらったのだと感謝しています。 今後は、印刷検査事業の技術職としては、東京計器の製品でしか実現できないような付加価値の創出を、エンジニアとしては、製品に関する各技術に横串を刺せる技術横断的な存在を目指しています。技術研鑽とともに、専門外の分野の情報も収集しながら、お客様と一緒によりよい製品を作り上げていきたいと考えています。
出社 メールチェック
打ち合わせ 技術調査 コーディング検討/実装
昼食
コーディング検討/実装 ドキュメント作成
退社
顧客企業を訪問
打ち合わせ/現場立ち合い
現場立ち合い/打ち合わせ
業務終了