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世の中に求められる製品を 広い視野で時代のニーズを捉える
設計開発(慣性センサ)
Y.K. 2013年新卒入社 電気電子工学専攻 修了
採用担当者の人柄に惹かれて入社を決意
回路設計や基板設計に興味があり、大学ではカメラに使用する撮像素子を扱う研究室に所属していました。東京計器を知ったのは就職活動がきっかけです。もともとセンサを使用した回路設計に関心があったので、この会社で「測る」ことを軸に仕事をすると良いのではと思ったのです。 入社の決め手になったのは、採用担当の方がとても話しやすく、そのお人柄に惹かれたことでした。内定式前の面談で本社を訪れた際、その方から最終面接で良かった点をフィードバックしていただいたんです。質問に対するレスポンスの速さを評価いただけたと聞いて、とても嬉しかったのを覚えています。思い返すと、当時はただ緊張で焦っていたような気もするのですが(笑)。
地道な努力の積み重ねが評価につながったLP-3000
この10年、一貫して道路市場向けの計測装置「レーザ・プロファイラ」の設計開発に携わってきました。道路工事の後に仕上がり状態を確認するために義務付けられた計測装置(IRI・平坦性計測・解析装置LP-3000)で、道路を安全に走行できるようにするためには欠かせないものです。 今でも印象深いのが、LP-3000の初期ロット出荷のために那須工場のテストコースを何度も往復し、規格に収まるよう調整・評価したことです。200メートルを6往復して再現性を確認する評価テストがあったのですが、初期ロットは合格ギリギリのラインでした。「何が悪いんだろう?」と何度も確認、検討、調整して往復して…と、寒空の中で試行錯誤したのは少しほろ苦い思い出です。しかしLP-3000には良い思い出もあります。当時、道路建設業界では、道路の平坦性を測る新たな指標としてIRIが導入されることになり、東京計器の製品にはその指標を計測する機能が盛り込まれていませんでした。他社に後れを取るまいと急ピッチで開発を進め、試験で高評価を得ることができました。
時代のニーズを常に意識し、 臨機応変に対応できるエンジニアになりたい
入社してから10年が経ち、IoTへのニーズの高まりを感じています。私たちの生活にもBluetoothを取り入れた製品が当たり前のように存在するようになりました。しかし言葉で言うのは簡単ですが、その技術を製品に取り入れるとなると大変です。基礎技術の研鑽に加えて、新しい分野の勉強も欠かせません。ひとつの分野を突き詰めるというキャリアプランもありますが、新しい知識や技術を吸収し、自分の幅を広げないことには、これからのエンジニアはやっていけないなと感じています。私はクラウドでのデータ収集技術を習得中ですし、部署にいる2年目のメンバーは入社当時からAIを取り入れたいと話しています。個々の興味に寄った部分を自由な発想で伸ばし、より良い製品開発に役立てられるのが理想ですね。 また全社で行っている改善活動では、手順書を作成して問い合わせを減らす取り組みを考えています。一番の理想は誰にとっても分かりやすい操作方法で、問い合わせの必要がないほど使い勝手の良い製品。そんな製品を1つでも多く作りたいと考えています。
子どもを保育園へ送る
出社 メールチェック
開発品の性能評価試験
昼食
社内会議に参加
議事録作成、配布
性能評価試験結果資料作成
退社
新幹線に乗る
那須工場到着 打ち合わせや実験を行う
実験の続きを行う
新幹線で帰宅