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人を育て、よりよい モノづくりを目指す
生産技術(油圧制御)
S.N. 2010年新卒入社 情報制御科 卒業
「人づくりによるモノづくり」という考え方に共感
高校卒業を間近に控えて就職活動をしていたとき、学校にたくさんの求人が来ていました。そのとき、初めて東京計器の名前を知り、学校の先生や親、部活の先輩など信頼できる人たちから「福利厚生がしっかりとしていて、長く勤めたいならいい会社」だと聞き、好印象を持ちました。 そして当時の社長がよく話していた「人づくりによるモノづくり」、よりよい製品を作るのには人材育成が大事という考え方に共感したことも入社した理由のひとつです。さらにサッカーの部活で一緒にプレイしていた尊敬する先輩が東京計器で働いていたこともあり、最終的にはその先輩と一緒に働きたいという思いがあり、入社を決めました。
優秀な先輩や上司に追いつきたいと懸命に学んだ
入社1年目には加工チームに配属され、マシニングセンタと呼ばれる部品加工を行う機械のオペレーターを経験。3年目には国家検定である「機械加工技能士」の2級に合格。その後、1級に合格するなど、優秀な先輩や上司に追いつきたい一心で努力を重ねてきました。現場の上司にもっと設備や各種工程について知りたいと伝えたところ、6年目に生産技術部署に異動が決まりました。 そして部品加工関連の生産技術業務を担当することに。工程設計やQCD(Quality・Cost・Delivery:品質・コスト・納期)の改善を任され、さらにマシニングセンタ導入の副担当として携わることになりました。8年目には佐野コストダウン推進会議の「標準時間低減」(モノづくりにかかる時間をいかに短縮して、効率化を図れるかを検討すること)や「消耗工具費低減」(消耗する切削工具を低コスト、耐摩耗性に優れたものに変更して工具費を削減すること)など、重要な業務も任せていただきました。 最近では、新たに始動した水素プロジェクトのメンバーに選ばれ、定期的に活動しています。 このプロジェクトは、モビリティ社会でのカーボンニュートラルに向けた環境課題の解消を目的とした水素製品の開発を目指しており、私はモノづくりの製造現場を知る生産技術として参加し、新たなチャレンジをしているところです。
入社1年目の後輩を大切に育てている
リーダに就任後、初めて後輩ができたので教育計画などを立てています。そろそろ現場実習を経験してもらい、現場作業を覚えてもらおうと思っているところです。本人の意向も聞きながら、最適な業務に携われるように一緒にキャリアを考えています。今後の目標は、最新設備や技術を効果的に取り入れることで、他社に誇れる技術力の高い工場にすることです。 就活生のみなさんにお伝えしたいのは、仕事選びでは“自分が何をしたいかが重要”だということです。生きていくためにお金を稼ぐということは時には厳しい現実にも直面します。でも「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、好きなら成長するためにがんばれると思うからです。ぜひみなさんも夢中になれるような仕事を見つけてください。
起床8時には出発
始業課内ミーティング、メールチェック
設備稼働データ収集※1各工事・作業進捗確認、スケジュール調整
製造依頼業務対応※2
製造現場の先輩、生技課の後輩たちと昼食
商社や設備メーカーと設備仕様打ち合わせ
製造トラブル対応
部品加工プログラム作成※3 治具設計
退社帰宅し、子どもとのコミュニケーション
夕食自由時間を経て1時に就寝
【用語解説】※1設備稼働データ収集……マシニングセンタ(machining center:通称MC)の稼働時間を調べること。データをもとに効率的な稼働を目指している。 ※2製造依頼業務対応……製造現場から出た改善要望をヒアリングして対応すること。 ※3部品加工プログラム作成……マシニングセンタで使用するための部品加工のプログラムを作成する。