本文へスキップします。

ページタイトル
S.K

世界の技術革新を担う
半導体製造の礎を築く

設計開発(RF機器)

S.K. 2009年新卒入社
物理学専攻 修了

コンテンツ

経歴

1年目 RF機器事業の設計開発部署に配属。防衛向け増幅器の設計に携わる
2年目 レーダー向けのSSPA(半導体増幅器)の設計開発に携わる
8年目 宇宙向けの周波数変換装置の設計開発に携わる
9年目 半導体製造装置向けのSSPA、SSPO(半導体発振器)の設計開発に携わる

仕事の内容

最先端の半導体製造技術開発は
新しい気づきや学びが尽きない

主に半導体製造装置向けのマイクロ波回路の設計を担当しています。設計の仕事は大きく分けて、新規製品の開発設計と、顧客のオーダーに合わせた設計の2パターン。どちらもCADやマイクロ波回路シミュレーターを使い、回路図や基板の図面作成などを行うものですが、その用途は多岐に渡るため「こんな使い方をするのか」といった気づきがたくさんあります。ずっと図面と向かい合っている印象があるかもしれませんが、技術的なことを顧客と直接やりとりしたり、プロジェクトチーム内での連携、各部署や工場と調整が必要になるなど、多くのコミュニケーションが求められる仕事です。特に社内での設計審査や工場での試験・組み立ての打ち合わせでは、各分野の専門家から設計目線では気づきづらい不備などを指摘してもらうことも。
まだまだ勉強不足を感じつつ、こういった経験一つひとつが今後に生かせる知見の蓄積になっていることで自信にもつながります。東京計器は多くのベテラン勢が最前線で活躍しているので、学ぶ機会がたくさんあります。

2次元から3次元を生む。
設計は夢中になって取り組める仕事

東京計器に入社したのは、「モノづくりがしたい」と考えていたこともあり、取扱製品が多分野にわたり、社会を陰から支えている見えない貢献度がとても魅力的に映ったからです。また、採用担当者や社内の落ち着いた雰囲気も好印象だったので、ほぼ直感で入社を決めましたね。最初は設計職に希望があった訳ではなかったのですが、面接時にお誘いを受けまして(笑)。知識もスキルもまったくありませんでしたが、「やらないで嫌だと言いたくない」「やってみると面白いかもしれない」という想いから、設計の世界に飛び込みました。
設計は、製品開発のスタート地点。自分が図面や改良図を引いたものが、半年から1年ほどの期間を経て、実際に形になったときの喜びや達成感はひとしおです。また、完成した製品に対しても、顧客からの更なるオーダーに応えて改善を続けていけるところが魅力のひとつ。夢中になって仕事に取り組む楽しさは、何物にも代えがたいですね。

時代や顧客に求められるスピード感を意識し
チームで挑戦する日々

現在手掛けている半導体製造装置向けのSSPAやSSPOは次世代の装置向け製品となり、東京計器としても力を入れている案件。用途も多岐に渡り、その技術は日進月歩で進化するなか、大切なのは「期限内にできるものを形にする」こと。顧客となる製造装置メーカーは、タイミングを逃すとエンドユーザーを逃してしまう業界なので、これからさらにスピード感が求められると考えています。
そんな時代だからこそ、「こんな機能が欲しい」という顧客の要望への理解を深めることを常に意識。なぜその機能が必要なのかといった背景を知ることで、目標に向かうスピード感も早まりますし、もしかすると別の最適なアプローチが見つかるかもしれません。もちろんその意識はチーム全体で共有していることも大切です。多くの人たちと連携が必要なので、たまにはぶつかることだってありますが、そんなときにはちょっと引いて見ることを心掛けています。チームの連携が重要だからこそ、それぞれの立場や考えを尊重しながら、一丸となってプロジェクト完遂を目指しています。

1日のスケジュール

1日のスケジュール

出社日

  • 9:00

    出社後、メールチェック

  • 9:30

    朝会で当日のタスク確認
    マメな報連相を意識している

  • 10:00

    図面を描く

  • 12:10

    昼食

  • 13:00

    試作した回路評価などの実験
    社内会議、顧客とのオンラインミーティング

  • 18:00

    評価結果をまとめ、メールで関係者に連絡

出張日

  • 8:30

    新幹線に乗車

  • 10:00

    工場に到着
    打ち合わせや実験、不具合調査

  • 12:10

    昼食

  • 13:00

    実験や不具合調査

  • 18:30

    新幹線で帰宅