本文へスキップします。
採用情報
サイトマップ
Language
舶用機器トップ
> すべての製品を見る
航海機器
ジャイロコンパス
オートパイロット
ECDIS 電子海図情報表示装置
保守・修理・部品購入関連
サービス体制
サービス代行店向け情報
営業所,サービス,海外拠点一覧
その他
キャリア採用サイト
油圧制御トップ
油圧機器
総合カタログ
耐圧防爆電磁切換弁
建設機械向け電子製品
設備保全向け電子機器
超音波厚さ計
動的再構成プロセッサ
DAPDNA
流量計・レベル計トップ
流量計
高精度超音波流量計
ポータブル超音波流量計
超音波流量計
レベル計
ミリ波レーダ式レベル計
電波レベル計
電波レベル計「レベルショット」
かんたん計測機器
液体用電池駆動式クランプオン形超音波流量計
ガス系消火設備トップ
ガス系消火設備
総合カタログ(PDF)
ハロン回収について
主要製品
ハロゲン化物(ハロン1301)消火設備(PDF)
不活性ガス(二酸化炭素)消火設備(PDF)
不活性ガス(窒素)消火設備(PDF)
その他製品
危険物倉庫・保管庫
慣性センサトップ
センサ機器
直進自動操舵補助装置
振動ジャイロ姿勢センサ
サーボ加速度計 TA-25
建設トップ
道路向け計測装置
レーザ・プロファイラ LP-3000
レーザ・プロファイラ LP-2100
レーザ・プロファイラ LP-310
道路向け制御装置
ハイグレード
ハイグレード ライト
ボリュームキーパ VK-2412
トンネル向け計測装置
高性能ジャイロコンパス TMG-32F
RF機器トップ
ソリッドステートマイクロ波電源 / マイクロ波発振器
1800w
300w
ソリッドステートマイクロ波発振器(SSPO)
50W SSPO
100W SSPO
200WSSPO
放送機器トップ
放送機器
ヘリコプタ中継システム
移動体衛星通信
車載型カメラ防振装置
検査機器トップ
印刷品質検査装置
素材検査装置
設置・応用例
素材検査装置 応用例 電極材検査
鉄道保線トップ 東京計器レールテクノ(株)
鉄道保線機器
超音波レール探傷車
画像式超音波レール探傷器
分岐器検査装置
産業用検査機器
スティック型探傷器
保線検測サービス
レール探傷サービス
分岐器の摩耗量・軌道変位検測サービス
軌道変位検測サービス
電磁シールドトップ 東京計器アビエーション(株)
工業
シールドルーム/ボックス
シールドテント
シールドルーム選定方法と活用技術
医療
MRIシールドルーム
磁性体センサー
MRI室対応LED照明
防衛・通信機器
無線機・ヘッドセット
水素・エネルギートップ
水素圧縮装置
お知らせ
共同研究開発
業務提携契約締結
展示会ご来場お礼
広報誌記事
水素関連研究施設
開発が進む水素圧縮装置用油圧ユニット
水素ステーションで活躍する油圧システム
システム開発トップ 東京計器インフォメーションシステム(株)
ソリューション
製品紹介
vtiger CRM
F-RevoCRM
OZシリーズ
企業情報
油圧ユニット応用トップ 東京計器パワーシステム(株)
各種油圧システム
会社情報
会社概要
本社工場 一貫生産のご案内
エッジAIトップ
東京計器のエッジAI技術
エッジAIの取り組み
高性能デバイスDAPDNA
量子化AI学習環境
エッジAI関連製品
DAPDNA-IM2A
DAPDNA 統合環境
DAPDNA-CP300シリーズフレームグラバーボード
パートナー制度
開発パートナー募集のご案内
2016年10月、東京計器レールテクノ株式会社の最新型となる超音波レール探傷車が北海道旅客鉄道株式会社殿(以下、JR北海道)に納入されました。 超音波レール探傷車とは、肉眼では見ることのできないレール内部に発生した傷を超音波によって走行しながら検出できる保線車両のことです。 レールの内部欠陥だけでなく、画像処理技術によってレール表面の断面摩耗や波状摩耗の測定も行えるなど、保線設備のエースとも言うべき存在となっています。東京計器レールテクノは国内唯一の超音波レール探傷車メーカーであり、1965年に東海道新幹線用として納入した1号機から数え、累計27両の探傷車をJR各社および民間鉄道会社にお届けしてきました。 最新鋭となる超音波レール探傷車の一端をここにご紹介させていただきます。
このたびJR北海道に納入された新型超音波レール探傷車は、2016年3月に開業した北海道新幹線と同じカラーリングが施されています。「常磐グリーン」と「飛雲ホワイト」をベースに、北海道の初夏を彩るライラック、ルピナス、ラベンダーをイメージした「彩香パープル」の鮮やかなトライカラーは、このまま営業車両として走っていてもおかしくないスタイリッシュさが特徴です。 その全長は17mあり、堂々とした迫力に満ちています。タラップを登って車両内部に乗り込むとそこは運転室。一般の鉄道車両と同様な操縦装置が目に飛び込んできますが、保線作業時に用いるモニタが装備されており、これが探傷車であることを静かに主張しています。
そして運転席の後部にあるのが検測室です。ここは保線業務に従事するプロフェッショナルの仕事場であり、探傷システムや診断装置の本体、統合的なオペレーションを行う操作卓が整然と並んでいます。その昔は自動記録装置のチャート紙に記される探傷波形に保線マンが目を凝らし、欠陥箇所をペンでチェックするという作業が行われていましたが、現在はコンピュータが自動判定し、探傷データに応じて結果を5段階に評価します。省力化はもちろんのこと、ヒューマンファクタを極力排除して客観的なデータを把握することで精度を高めた結果です。 探傷結果と断面摩耗、波状摩耗などのデータは作業終了後に車上PCに集約され、保線基地にて詳細な解析が行われます。この結果をもとにしてレールの交換や研削など必要に応じてさらなる保線作業が展開されるのです。また、蓄積されたデータは、レールの経年変化を時系列で分析したり保線・修理計画の策定などにも役立てられています。 正確無比な運行ダイヤと極めて高い安全性。日本の鉄道が世界トップクラスと称賛される理由がここにあります。もちろん、その背景には鉄道を支える方々の絶えざる努力と研鑽があるのは言うまでもありません。レールのメンテナンスを行う保線業務は安心で快適な乗り心地を確保するために不可欠な作業であり、鉄道各社では新しい技術を導入することによって保線品質の高度化を図ると同時に自動化による効率化を推進しています。
Views No.123 PDF版(約10.7MB)
Viewsの一覧へ戻る