本文へスキップします。
お問い合わせ
大海原を駆け巡る、 船の安全・安心を目指して
研究
K.A. 2016年新卒入社 数学専攻 修了
これまでの自分を評価してくれるところに魅力を感じた
大学では数学を専攻しており、直接仕事に結びつけるのが難しいことは分かっていました。しかし学生時代、学業に力を入れていたので少しでも数学的素養を生かしたいと就職活動を行うことにしました。まずは業種や職種に関わらず、自分に合うところがないかいろんな業界を見ることにしたのですが、自分にしっくりとくる会社がなかなか見つかりません。そんなときに出会ったのが東京計器でした。 採用ホームページで、募集職種一覧に「推奨する専攻」が掲載されており、どの学部の人がどういう仕事に向いているかが一目瞭然。一覧を見ながら、これまでの学びをきちんと評価してくれそうだと期待が持てたので応募しました。 それに、漠然とでしたが、もともと研究開発職に憧れがあったので、応募の際に研究開発職を希望。無事に内定をいただいた後、希望通り、研究所に配属されました。
ユーザーの声を聞き、直接現場を見ることで よりよい製品づくりにつなげる
私は現在、快適な船の操船と安全に役立つDAC(Dangerous Aria of Collision:危険領域表示技術)の研究に携わっており、そのDACをアイディア株式会社が開発、運営する航海用スマホアプリ及びクラウドプラットフォーム「Aisea PRO(アイシア プロ)」に提供しています。 私たちが研究開発しているシステムは、何よりも使いやすさが重要です。より分かりやすい画像表示のためにAIやデータ分析の最先端テクノロジーの調査を行うだけでなく、実際にフェリーに乗り込み、2泊3日で船員さんの業務観察やインタビューを行うこともあります。 現場の様子をヒアリングすることも可能ですが、実際に現場を見ることで、操船者がどの機器を中心に操作しているのか、動線にムダはないか、見やすさはどうなのかなどを確かめることができます。実際、操船者から直接お話を伺い、利便性の向上に関するご要望をいただいた一方、「長年、操船をしていますが、確かにDAC(衝突危険範囲)で表示されている危険領域は妥当だと思います」という声もいただきました。 船酔いをしたので大変でしたが(笑)、現場で見たことをベースに自分たちがどうすべきか次の課題が見えてきたので、とてもいい経験になりました。
最先端のテクノロジーと より安全な操船の架け橋となりたい
入社前、船舶業界の技術革新のスピードは遅いのではないかというイメージがありました。しかし最近、国土交通省が「自動運航船の実用化」を掲げるようになったこともあり、近い未来に自動運航を目指して、技術は日進月歩で進化し続けています。技術開発のスピードは、私が想像していた以上に速く、最先端テクノロジーの情報を追いかけるのは大変ですが、その分、やりがいも大きいです。 少しでも技術力を磨こうと、入社6年目には国内におけるディープラーニング資格のなかでも最高の難易度と言われている JDLA「E」資格を取得するなど自己研鑽も重ねています。 私の今後の目標は、AIやデータ分析のような最先端のテクノロジーをうまく使いながら、操船の現場で役立つシステムをつくること。最先端テクノロジーと操船の現場の架け橋になるべく日々、前へ前へと進んでいます。
出社 メールチェック
技術調査 ソフトウェア実装等
ランチ
ミーティング
資料作成 メール対応等
退社
業務開始 メールチェック
技術調査・ソフトウェア実装等 オンラインミーティングを行うことも
資料作成・メール対応等 出社日に打合せしたい内容をまとめる
業務終了 映画やゲームセンターに出かける日も