本文へスキップします。
お問い合わせ
自分なりのやり方で 工場の舵取りを行う
生産管理(油圧制御)
T.K. 2015年新卒入社 経営学専攻 卒業
面接で「ここなら楽しく働ける」と確信 東京計器の一番の魅力は「人のよさ」
就職活動では「ニッチトップな企業」で検索をし、東京計器を見つけました。また、東日本大震災を経て防災に興味をもち、防災に関する工業会でも魅力的な企業を探したところ、東京計器の名前を発見。何かしら運命的なものを感じました。しかし東京計器には大学OBがおらず、大学に求人もきていなかったので、大学の就職支援の方に相談。「いい会社だ」と太鼓判をもらい、エントリーすることに決めました。一次、二次、役員面接と関わった社員全員が気さくで、本当に笑いのたえない面接でした。そして「ここなら楽しく働ける」と確信。実際入社してみてその確信が現実のものとなりました。 生産管理部署に配属となり、1年目から工場に勤務、2年目には生産ラインの主担当に任命されましたが、「まずはやってみる」スタイルで、分からないことは前任者や現場の社員から教えてもらいました。製造業ですので職人気質な社員もいますが、若手には優しい世話好きな人が多く、本当に周りに助けられました。6年目の今、東京計器の一番の魅力は「人のよさ」であると胸を張っていうことができます。
関係各部署との調整を図り 工場の舵取りをするのが生産管理の仕事
生産管理の仕事はひと言で言うと「工場全体の舵取り」です。営業から注文を受け部品を手配、部品が入荷してからの現場での組み立て、検査出荷までのスケジュール管理、在庫管理等を行います。最終的に納期に間に合わせるため、営業、設計開発、資材、品質保証など、関係部署との調整も生産管理が矢面に立って行います。売上計画の進捗確認も生産管理の仕事のひとつ。東京計器は基本的には“1点モノ”の受注生産ですので、売上計画の変更・見直しも適宜行う必要があります。それには3万から4万点におよぶ部品の動き、在庫の手配等を考慮する必要があり、マニュアル化するのは難しいのが現状です。 大変さもありますが、その分、自分なりのやり方を確立していけるのも仕事のやりがいにつながっています。私が2年目からラインの主担当としてやってこられたのも「まずは自分の考えで進めてみる。上手くいかなければ上司や周りの人が力を貸してくれる」という土壌があったからこそと実感しています。
生産ラインの移管を経験 苦労した分、スキルアップしたと実感
3年目に担当していたCETP/TMCD(高密度マニホールドブロック)という製品の担当ラインを佐野工場から田沼事業所に移管することに。移管といっても実際はイチからの構築に近く、まずは移管中の製品の作り貯めからスタートし、設備導入、製品検査スタンドや組立道具の移動、人員の移動などを、順を追って行っていかなければなりません。不測の事態も多く調整を繰り返した結果、1年かけてようやく工場として軌道に乗せることができました。苦労が多かったのも事実ですが、その分、工場全体の流れが分かり、かなりスキルアップすることができたと思っています。現在は、佐野と田沼、2つの工場全体を管理し、各セクションからの相談を受け調整、また指示を出す立場にあります。 生産管理が作った生産計画に基づいて現場が動いていますので、まずは納期遵守、そして不測の事態に備えたリスクヘッジも含んだ計画を立て、みんなが定時退社できる体制を作り出すことが今後の目標です。また私個人としては、経験のひとつとして組立などの現場でも一度働いてみたいと考えています。
始業 資材、物流、品質保証のリーダーと情報交換し社員の出社状況や出張、会議の予定などを確認する
売上進捗チェック、メールチェック 1日の業務の流れを決める
主担当ラインの進捗チェック 作業指示書の作成
情報収集の一環で工場内を回る 直接顔を合わせることで出てくる相談も多い
昼食
生産部署や営業との会議 部品集結状況確認 納期回答、見積回答 トラブル対応など
その日の出荷品、未完成品のチェック 翌日の出荷品リスト作成、部品検査依頼作成
売上進捗チェック、メールチェック 退社