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唯一の経験と学びを得た 潜水艦のシステム開発
設計開発(防衛)
Y.Y. 1996年新卒入社 システム工学専攻 修了
自衛隊潜水艦の安全航行に向けて システムの視認性や利便性を追求
現在は自衛隊の艦艇(潜水艦)向けのナビゲーションシステム開発を担当。試作品を製作し他社装置との連接試験や予期せぬバグのトラブルシュートのほか、取扱説明書の作成、関連法令の確認など、プロジェクトに付随する業務は多岐に渡ります。 手掛けるナビゲーションシステムはいわゆる電子海図で、潜水艦のカーナビのようなもの。緻密な航行計画を立てるのはもちろん、航行中も舵をきるタイミングを割り出す際などに活用され、試作品の開発に2~3年を要することも少なくありません。最初は潜水艦での業務や民間の船舶にはない防衛機能について想像することすら難しく、分からないことだらけ。防衛省のシステム担当者やユーザーさんへのヒアリング、ブラッシュアップを積み重ねる毎日です。さらに、一度納品した製品への機能追加といった業務もあります。過去にはUIを再調整して、作業工数の軽減に取り組みました。手順を1/3にすることに成功し、ユーザーさんにも喜んでもらえて、やりがいを感じています。
先輩からの学び、チームメンバーとの切磋琢磨が 東京計器の魅力的な風土
「防衛」「潜水艦」といった特殊な世界なので、最初は本当に何も分からなくて。しかし、業務に必要な情報はもちろん、覚えておくと役立つ周辺知識からちょっとした雑学まで、先輩からたくさん教えていただきました。自分自身の気持ちをオープンにしていれば、本当にさまざまなことを吸収できる環境。東京計器の魅力のひとつに挙げたいのが、面倒見のいい先輩方がたくさんいることです。 そして、開発プロジェクトは完全なるチームプレイ。プロジェクトの進捗やタイミングによって、チーム人数は2~3人から10人に増え、また3~4人になるといった増減があるため、コミュニケーションはしっかりと。「私はこうしたいと思っています」ということも明確に伝えることを意識しています。団結力の強さを感じるのは、やはりトラブル対応のときですね。「みんなで立ち向かおう、取り組もう」という想いが東京計器の風土として根付いていて、チームのみんなの頑張りがとても刺激になります。
男女問わず技術職が活躍する中で やってみたい挑戦がいっぱい
私が入社を決めたのは、大学の指導教授からの「技術畑でやっていくなら、東京計器は楽しいと思う」という助言や、友人のお父さんが働いていたことから、安心感があったことが大きいです。実は、志望部署が新入社員研修中になくなる…なんてこともあったのですが、今となってはいい思い出(笑)。当時は、女性が技術職に就きたいと思ってもエントリーすらできない企業もあるなか、当時の東京計器では、現在よりも多くの女性たちが活躍されていて、とても心強かったことを覚えています。 5年、10年先を見据えたプロジェクトなどもあり、開発の仕事に終わりはありません。理想としては、時間を忘れて使いたくなる、楽しくてかっこいい装置を作ってみたいです。私自身、経験してみたい業務がまだたくさんあるので、開発だけにこだわらず、会社で得られる挑戦の機会があれば、これからも前向きにチャレンジしたいです。プライベートでは3DCGに取り組んでみているので、こういった新しい技術も取り入れられたらうれしいですね。
出社後、メールチェック 顧客対応やトラブル対応を優先に当日のタスクに優先順位をつける
ソフトウェアの修正や確認 電話やミーティングが比較的少ない時間帯に行うことが多い
昼食
ミーティングや資料作成
退社
関東近郊の顧客関係施設にて 他社とのミーティング、確認試験を実施
昼食は施設内の食堂で 金曜日はカレーを食べることが多い
午後の作業開始 試験結果のまとめ、再現試験を実施
退勤