スティック型探傷器CRD-50はクレーンレールに対応した超音波探傷器です。
旅客鉄道用レールの検査で長年使用されてきた超音波探傷器を応用し、
天井クレーンおよび地上クレーンのレール検査専用機として開発しました。
クレーンレール専用機
クレーンレールで発生しやすい水平裂の検出に特化した超音波探傷装置です。
天井クレーンと地上クレーンのどちらにも使用可能で、頭部幅が60mm~120mmのレールに標準対応しています。 (37kg/40kgN/50kgN/60kg/CR73kg/CR74kg/CR100kg/CR101kgなど)
作業効率の向上
手探傷のような特定ポイント毎の検査だけではなく、歩行しながらの連続検査で効率的に作業を実施することが可能です。
探傷水は水タンクから自動で滴下します。滴下量は調整可能です。
容易な欠陥認識
探傷器はAスコープによる波形表示のほか、Bスコープによる断面形状表示も可能です。
Bスコープは欠陥位置と形状の認識が容易な表示方法です。
Aスコープ画像例
Bスコープ画像例
持ち運びしやすい軽量設計
探触子付きスティックと探傷器を合計しても3.5kg以下と軽量で、天井クレーンにアクセスするための狭い階段でも運搬しやすい形状です。

作業安全性
探触子はスティックの先端に取り付けてあり、メンテナンス用通路などレールから離れた場所からの検査が可能です。
探傷器本体は首から下げられるので、スティックを支える片手だけの作業が可能です。
落下防止用の安全ロープにも対応しています。

