本文へスキップします。
お問い合わせ
現場力、情報発信で 製品の能力を最大化
サービス技術(印刷検査)
S.K. 1992年新卒入社 電気電子工学専攻 卒業
個性を生かしながら、働ける風土に魅力を感じた
大学の修士課程も視野に入れていましたが、自分が研究したいテーマに取り組むのが難しいと判断して進路転換。就職活動を始めたとき、大学で学んだ知識を生かせる場所で働きたいと、電機メーカーを中心に就職活動しました。活動を始めた当初は、「名の知れた企業がいいな」と漠然と考えていましたが、東京計器は高度かつニッチな製品を世の中に送り出しています。それに東京計器を知っている親族から「いい会社」だと、お墨つきをもらったことが背中を押してくれました。 最終的には、どんな人も受け入れてくれそうな風土に魅力を感じ、自分を生かせそうというのが入社の決め手になりました。入社後、研究所に配属されましたが、「現場に向いていそう」と上司から進言され、サービスを行う部署に異動することに。これが私のキャリアにおいて大きな転機になりました。
サービス一筋でやってこられたのは現場が好きだから
私は現在、印刷品質検査装置「P-CAP」と呼ばれる装置の装備や点検、修理作業の手配などを行っています。課長としての主な業務は、国内代行店や海外代理店のエンジニア手配です。営業担当から工事の場所や日時、かかる期間などについて連絡が入ります。それを受けて、私は国内外にある代行店や代理店にメールもしくはFAXで作業依頼書を送り、手配を行います。その際、トラブルの原因が複数あると考えられる場合には、どういう手順で確認を進めていけばいいのかなど、作業を行う上でヒントになる情報を記載して送るようにしています。依頼書は何よりも情報の正確さが大事ですが、それに加えて現場のエンジニアがトラブルを解決するために役立つ情報をできる限り、届けるようにしています。 ちなみにこれまでで一番印象に残っているのは、約20年前のイギリス出張。当時はまだ英会話がスムーズではなく、しかも時差が9時間ある中での作業でした。でも渡航前に借りた携帯電話を使って日本と連絡を取りながら、なんとか自力で解決できました。今はスマホで簡単に翻訳できますし、機器に習熟しているので、海外でもスムーズにトラブルを解決できるようになりました。国内外に出向き、いろんな人と出会い、話をする機会があるたび、やっぱり現場が好きなんだと実感しています。
失敗にとらわれ過ぎず、前をしっかり向いてほしい
これからも各部署としっかりと連携しながら、より魅力ある製品をお客様に届けていきたいです。そのためにはお客様が製品を正しく使うことで、検査装置の能力を最大限にまで発揮できることが重要です。私たち、サービス技術が現場力を生かして、その力を維持・向上させることが今後の課題だと捉えています。 将来、一緒に働いてくれる新入社員の方に伝えたいのは、失敗したとしても、そのことにとらわれ過ぎないようにしてほしいということです。落ち込むのではなく、いい意味で執着せずに気持ちを切り替えていく。失敗を糧に、次は同じ轍(てつ)をどうすれば踏まないですむのかを考えて前を向いていける姿勢を身につけていただきたいです。
起床
出社エンジニアの派遣状態の把握、エンジニア派遣スケジュール確定、作業依頼書発行など
昼食は社員食堂で、主に船舶港湾事業のサービス技術のメンバーと
トラブル発生時の対応、作業依頼書発行など
夕食をどうするか考えながら帰途につく
作業服を着用し、電車で移動
作業開始。代行店エンジニアの邪魔にならないよう、正確さと効率を心がけながら作業を実施する
昼食は工事業者のメンバーも一緒に外食、情報交換の重要な場
作業継続
作業終了、最寄り駅まで代行店エンジニアに送ってもらう