本文へスキップします。

ページタイトル
W.Y

全体を俯瞰でき、
品質向上に貢献できる

品質保証(防衛)

W.Y. 2003年新卒入社
電気工学専攻 修了

コンテンツ

経歴

1年目 防衛事業の生産部署に配属
3年目 那須工場の生産技術部署に異動
7年目 生産部署に異動
11年目 品質保証部署に異動

仕事の内容

事業が多岐にわたり、最先端技術にも触れられるところが魅力

大学で学んでいたテーマはリニアモーターで、磁力をかけてX軸とY軸に独立した推力を発生させ、双方向XY平面の任意な場所に物を搬送する技術について研究していました。大学院を卒業するころ、就職氷河期でリニアモーターに関わる仕事に就くのは難しいと判断。そこで、電気電子の分野かつ最先端技術に関われる仕事を探すことにしたのです。大学の教授から東京計器を紹介され、製品が防衛からインフラ、船までかなり多岐にわたるうえ、会社としての歴史も長く、社風もよくて教育もしっかりしていると知りました。院卒だからという理由で教育をしてもらえない会社もあると聞き、不安がありましたが、教育体制もしっかりとしていると知り、安心できました。
実際、現場に配属されたとき、先輩社員から「きちんと指導します」と言っていただいたのでとても心強かったです。

満を持して、会社全体を俯瞰して見られる品質保証部へ

入社1年目は生産部署で、製品の組み立てなどに携わりました。まずは現場を知り、どういう流れでモノが作られていくのかプロセスを理解するところから始めるためです。例えば、不具合が出たら、現象を再現し、原因を突き止めて、解決していく。原因が分かり、解決策がうまくはまったときにはやりがいを感じました。
その後、生産技術部署で製造工程の設計や作業者への技術指導を経験し,4年目には人工衛星などに使われる部品の製造を担当。7年目には宇宙関連製品の製造に携わりました。
そして今、私は品質保証部署で主に品質マネジメントシステムの管理業務に携わっています。この品質マネジメントシステムはJISQ9100(※1)の認証を取得しており,認証機関の定期審査が3年に一度のペースで実施されます。現場を確認して、品質マネジメントシステムが機能しているか審査を受けます。その際の書類準備、審査員の案内、現場同行などを行います。ほかにも内部監査やトラブル発生時の原因分析、製品の品質確認、階層別研修での講師などがあり、ルーティン業務はほとんどありません。大変ですが、現場を第一にしつつ、製品の品質を高めていけるような取り組みに携われるのでやりがいは十分です。
※1…JISQ9100とは航空宇宙・防衛産業において製品・サービスの安全性を確保し、信頼性を向上させるためのマネジメントシステム規格のこと。

優しく見守り、人を育てる組織風土を継承したい

私の仕事は、基本的な品質マネジメントシステムのルールを作成することですが、現場で働く人たちが自ら改善していけるように支援することが大切です。こちらから一方的にルールを押し付けるのではなく、現場の人たちに考えてもらえるように促さなければなりません。なるべく業務の区分けはしっかりとして相手の土俵に入らないようにして、人材育成にもつなげていく。自分がやってしまった方が早く終わるときにもぐっと堪えて、手順だけを伝える。バランスが難しいのですが、マネジメントシステムを成熟させるために欠かせないので、次世代のことも考えながら行動しています。
今後は品質保証部署の一員としてお客様に満足していただけるような高品質の製品を届けることはもちろん、失敗しても怒らずに我慢強く人を育てていく組織風土を継承して、会社に貢献していきたいです。

1日のスケジュール

1日のスケジュール

出社日

  • 8:30

    始業

  • 9:00

    Fコスト分析
    客先提出書類作成

  • 10:00

    打ち合わせ

  • 12:10

    昼食

  • 13:00

    階層別社員教育
    検査員等の教育

  • 14:00

    品質マネジメントシステム関連の書類作成
    Fコスト分析
    客先提出書類作成

  • 17:30

    退勤

出張日

  • 8:00

    本社最寄り駅に到着

  • 10:00

    内部監査実施

  • 12:10

    昼食

  • 13:00

    内部監査実施

  • 17:00

    打ち合わせ

  • 17:30

    退社