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新発見や学びがつきず 常に好奇心が刺激される
サービス技術(計測)
R.Y. 2020年中途入社 工学専攻 卒業
フィールドサービス職を目指し 製品知識・資格がないまま中途採用に応募
前職は機械メーカーのフィールドサービス兼営業。実際にモノに触れ、お客様の疑問や困り事の解消をお手伝いすることにやりがいを感じるなかで、兼務ではなく専任で働きたいという想いから転職を決意しました。そこで出合ったのが、計測事業サービス技術職を募集していた東京計器です。現場にある機器や展示会でよく見かけた名前でしたし、技術力が高く歴史のある企業で働きたいという理由から応募。主製品である流量計や水位計の知識も必要資格もまったくない状態だったので、かなりのチャレンジでしたね。 面接では、仕事のことはもちろん、社内の雰囲気や社員への想いなども詳しく聞きました。ずっと厳格な表情で話していた面接官である課長が最後にちょっとフランクな話題を振ってくださるなど、私にも気を遣ってくれる姿が、今も印象に残っています。 現在入社3年目になりますが、自社製品のことだけでなく、現場のこと、現場から派生する電気・土木工事のことなど、今でも新しく学ぶことがたくさんあります。もともと仕組みや原理を知り、調べるのは好きな方なので、これまで当たり前だった景色の裏側が見えるような面白さに、好奇心を持って仕事に取り組んでいます。
多角的な視点で目を配り 現場の作業効率と安全性を確保する
「現場代理人」とは、点検や工事現場での責任者で、いわば社長のようなもの。会社の名前を背負って現場を取り仕切り、お客様と交渉をしたり、協力会社に指示をしたりとその業務は多岐に亘ります。作業工程表や各機器の作業報告書、工事の進捗をまとめた写真帳づくりなどの事務作業も多く、ひとつの現場で数百台の機械を扱う場合は本当に大変です。さらに、現場の近くでほかの工事が行われていれば、こちらの業務に影響が出ないかを確認したり、雨の日だと安全面が担保できない現場は晴れの日に施工できるよう日程を調整したりと、天気にも気配りが必要。効率よく、安全に、予定期間内に作業を完遂できるとホッとしますね。 本社に在籍する計測事業のサービス技術者は、全国の拠点のサポートを行うため出張はつきもの。私自身、北は秋田から南は沖縄・宮古島まで、日本全国を訪れています。そうなると、やはり楽しみは郷土料理とお酒です。営業所・サービス拠点の社員や協力会社の方々と仕事終わりに過ごす時間は、コミュニケーションをとる機会でもあり、明日の英気を養う場所でもあるんです。
お客様の要望に100%の仕事で応えることが 自分が目指すサービス技術者のやるべきこと
中途入社ということもあり、初めて一人で現場に出たのは入社半年を過ぎたころ。機器から発した電波のはね返りで水面との距離を測る水位計の初期調整作業でした。本社にあるテスト機で予習を繰り返し、現場状況についてヒアリングをし、緊張しながら向かった現場には、機器と水面の間に建造物が…。正しい計測ができないうえに対処法も分からず、途方に暮れましたね。しかし、適当な作業をしてお客様に迷惑をかけることが、一番あってはいけないこと。先輩方が「何かあったら電話して」と言ってくれていたので、すぐにアドバイスをいただきました。今でも失敗をすることはありますし、失敗からの得るものもあるのですが、サービス技術者は「なんとかしなければいけない仕事」。自分の「悔しい」「恥ずかしい」といった気持ちよりも素直に助けを求めることを心掛けています。 今、入社3年目を迎えて、ひとりで請負工事の現場代理人を任せてもらったり、後輩と一緒に現場に向かったりすることも増えました。まだ家に帰って“ひとり反省会”を開く毎日ですが、自分が納得できる完璧な仕事を目指し、日々精進しています。
出社、メールチェックやスケジュールの確認。サービス担当のスケジュールは頻繁に変更になるため、小まめにチェックする
精算・勤務表などの事務処理
客先報告書の作成
社員食堂にてサービスメンバーと昼食
工事資料作成
退社
社用車にて現場に直行、到着。初めて訪れる場所も多いので、1時間前の到着を心掛ける
お客様と打ち合わせ、作業開始
昼食
午後の作業開始。作業終了後、お客様に作業報告
ホテル泊。その日の客先報告書を作成
業務終了後、現地のおいしい居酒屋へ