本文へスキップします。

【全:日】ロゴ
【全:日】ヘッタリンク
  • 標準
【全:日】サイト内検索
【全:日】多言語リンク
H1

トップメッセージ

コンテンツ

2020年度(2021年3月期)の上期(中間期)実績と通期予想

 投資家の皆様方に於かれましては、益々ご清祥のことと拝察申し上げます。

 さて、上期における我が国経済につきましては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により依然として厳しい状況にありますが、公共事業は堅調であることのほか、政府による感染症対策と経済活動再開を両立させるための政策等により持ち直しがみられます。また海外市場においては、いち早く経済活動を再開した中国への輸出は、厳しいながらも持ち直してきています。
 このような経営環境の下、当社グループの上期の売上高(連結)につきましては、前年同期に比べ10.3%減収の184.9億円となりました。減収の主な要因は、流体機器事業は前年同期並みだったものの、それ以外の事業が減収だったこと、特に油空圧機器事業において、コロナ禍により自動車産業の需要が減少したことなどにより主要市場であるプラスチック加工機械市場、工作機械市場、建設機械市場の需要が低迷したことによります。
 一方、利益(連結)につきましては前年同期に比べ、営業利益は0.1億円の営業損失から4.5億円の営業損失、経常利益は0.8億円の経常利益から3.1億円の経常損失、親会社株主に帰属する四半期純利益も0.5億円の四半期純利益から2.1億円の四半期純損失となりました。この内、営業利益は、コロナ禍の影響で海外出張が抑制されたことなどによる旅費交通費の減少、大規模な展示会の中止などから販売費及び一般管理費が2.4億円減少したものの、売上高の大幅な減少に加え、原価率が1.0ポイント上昇したことで売上総利益が6.8億円減少したことなどが影響しています。
 上期はこのように厳しい状況となりましたが、船舶港湾機器事業では中国の内航船・漁船市場向けの戦略商品であるジャイロコンパスTKG-1100及びオートパイロットPR-3000を市場投入いたしました。また、防衛・通信機器事業では、ISM帯(2.45GHz)の汎用50Wマイクロ波発振器の他、成長事業として位置付けている半導体製造装置用機器について、機能を拡張した高出力マイクロ波増幅器を市場投入いたしました。何れも今後売上増が期待される市場への新商品として販売促進に注力してまいります。

 下期の我が国経済は、これから北半球が冬に向かうことから、COVID-19の世界的な感染の再拡大が懸念されており、引き続き先行きの見通しが難しい、極めて厳しい状況が続くと見込まれています。このような経営環境の中、通期の見通しにつきましては、油空圧機器事業の主要市場は2022年3月期上半期にかけて中国市場をはじめとして緩やかに回復すると見込まれるものの、自動車産業での需要の大幅な落ち込みなどによりプラスチック加工機械市場や工作機械市場において足元での力強さが見られず、売上高の回復が予想以上に遅れそうなことなどを鑑み、前回修正した2020年8月11日時点での予想に対しては、売上高は25.0億円(5.5%)下回る430億円を予想しています。また、利益については、販売費及び一般管理費の削減に努めるものの、売上高の減少及び原価率の悪化により、前回予想に対して営業利益は7.1億円(47.0%)減益の8.0億円、経常利益は7.1億円(43.0%)減益の9.4億円、親会社株主に帰属する当期純利益も5.6億円(47.5%)減益の6.2億円を予想しています。なお、セグメント別では、油空圧機器事業が売上高の減少等により営業損失となる見込みであるものの、それ以外の報告セグメントは、通期業績への影響は第1四半期に続き限定的であるため営業利益を確保する見込みであります。
 このように、2020年度は厳しい状況を予想していますが、リスク管理を強化しながら更なる事業収益の改善に注力するとともに資本効率の向上にも努めてまいります。

 なお、2020年度の配当につきましては、期初に開示しました通り一株あたり普通配当25円を実施する予定にしています。

 投資家の皆様方に於かれましては、引き続き、より一層のご支援とご指導を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

2020年11月10日