東京計器レールテクノは、2017年5月にインドのニューデリーで開催された「鉄道に関するグローバル技術会議(GTC-IR : Global Technology Conference - Indian Railway)」で保線機器やその技術について 発表を行いました。
この会議はインドの既存鉄道および今後建設される高速鉄道に最新の技術を採用すべく、世界各地から広く意見を収集するもので、テーマは「安全」「信頼性」「性能向上」「顧客サービス」と、多岐にわたります。
東京計器レールテクノは「Introduction of Japanese Railway Inspection System」と題し、当社の超音波探傷車の紹介を軸に、日本の保線現場で使われている製品群や最新技術の動向を紹介しました。
2017年9月には、安倍首相がインドを訪問し、ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道事業に係る起工式典に出席しました。この事業は、日本とインドが協働し、インド初となる高速鉄道開業を目指すもので、日本の新幹線をシステムごと輸出する、国家的なプロジェクトです。
この事業に対し、日印間で約1,000億円の円借款を実施することも決定しています。日本タイドの円借款事業で、日本の資本が入った企業の参画が必須であり、東京計器レールテクノの製品・技術を輸出する大きなチャンスとなります。
インドの鉄道総延長は6万キロ以上におよび、日本の約3倍の規模を有しています。今後は高速鉄道の整備も進むことから、さらなる市場拡大が見込まれています。東京計器レールテクノは、インド市場へ積極的な参入を図り、日本で培った保線技術をインドの鉄道の安全運行に役立てるべく、尽力してまいります 。
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