東京計器株式会社(代表取締役 社長執行役員:安藤 毅)は、株式会社三井住友銀行(頭取CEO:福留 朗裕)より、「ESG/SDGs 推進分析融資」を受けましたことをお知らせいたします。
「ESG/SDGs 推進分析融資」は、株式会社三井住友銀行と株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:谷崎 勝教)が作成した独自の評価基準に基づき企業のESG側面の取組や情報開示、SDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献を評価し、取組や情報開示の適切さについての現状分析、今後の課題、課題への取組事例などを還元する融資商品です。
今回当社は、「気候変動への対応」、「顧客に対する誠実さ」、「サステナビリティマネジメント」において非常に高い水準であるとされ、また、企業経営において良好なESG側面の取組と情報開示を実施し、事業を通じたSDGsへの貢献意欲を持っているとの評価を受けました。
ESG側面の取組、情報開示では、以下の点等が進んでいるとされました。
- 気候変動への対応に向けて、Scope1、2を対象としたGHG排出量の削減目標を掲げ、省エネ設備への更新や生産工程の改善などエネルギー使用効率化に取り組んでいる。また、製品の提供を通じた環境課題の解決として、水素ステーション関連製品の開発や、船舶運航時の省エネに資する航海計器、河川の氾濫を監視する水位計などの提供を進めている点。
- カンパニー毎に品質方針を策定し、ISO9001やJISQ9100等の品質マネジメント認証を取得。「問題解決型の品質保証」を徹底し、顧客満足の向上に努めている点。
- サステナビリティ推進体制としてサステナビリティ委員会とサステナビリティ推進室を新設し、サステナビリティ経営に係る諸施策を審議・決定している。これまでにサステナビリティ方針を策定し、マテリアリティとして「社会課題を解決する商品の提供」「環境配慮型社会の実現」「サプライチェーンマネジメントの強化」「多様な人材の活躍推進」を特定したうえで、取り組みを進めている点。
加えて、事業を通じて、SDGsが示す「目標7: エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「目標8: 働きがいも経済成長も」「目標13: 気候変動に具体的な対策を」等の達成に向けた意欲を持っていることも評価されました。
当社は今後も、ESGに配慮した経営を行い、企業活動を通じてSDGsにある社会課題解決に取り組んでまいります。
水素圧縮装置
船舶用オートパイロット
河川監視用水位計