Angio室をはじめとした循環器検査室向けLED照明「Cate-X高輝度LED照明」
<はじめに>
「Cate-X(カテックス)高輝度LED照明」はAngio室をはじめとした循環器検査室向けに開発されました高輝度LED照明となります。
埋込式であり、血管造影装置の天井レール内に設置することを想定とした寸法となっております。
実際に採用されたCate-X (天草地域医療センター様)
上記の写真は2019年4月に設置して頂きました天草地域医療センター様の写真になります。
天草地域医療センター様は天草地域の病院及び診療所と連携して地域住民に医療サービスを提供しており、
高度医療を支える中核病院です。同センターの血管造影撮影室内(Angio-CT室)において高輝度LED照明(製品名「Cate-X」カテックス)
を採用して頂きました。
今回、Cate-X(カテックス)を設置するにあたり、同センターの放射線技師長 緒方隆昭 先生 にご感想を頂きましたので紹介致します。

天草地域医療センター 診療放射線技師長 緒方隆昭 先生
<ご感想>
・Cate-X(カテックス)の導入に至ったきっかけ
⇒カテーテル挿入時は視認性・安全性確保のため、十分な照度の照明が
必要と認識している。
Cate-Xは寝台位置で15,000Lx(2灯採用時)という高照度で、カテーテル挿入時の安全性確保に十分であり、
埋込型の照明器具であるため撮影室内(Angio-CT室)での各装置の干渉も少ないことで装置の移動に伴うリ
スクを低減することが可能と考えCate-X(カテックス)を採用した。
・高照度範囲について
⇒最高照度範囲を頸椎部から大腿部下部までクリアできており問題は無い。
・調光の必要性について
⇒状況によっては、生体情報の大型モニターへの照明の映り込みや、視認性向上のため低照度にした方がよい場合があるので、
調光は必要となる。調光に関しては操作室の技士が行うためCate-X(カテックス)のように操作室にコントロールスイッチがあれば良い。
<総括>
新開発のCate-X(カテックス)は天井埋込型の固定照明として、術野の視認性を確保することにより医療安全に貢献できる製品です。
固定式のため天井走行式機材の操作を妨げることなく、作業効率の向上にも繋がる製品となります。
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