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マカップス 自動制御式・電気防食装置 CP-50A / CP-100A

製品詳細

マカップス 自動制御式・電気防食装置

電気防食装置ならマカップス
船体の腐食は気が付かぬ間に驚くほど進みます。
電気防食装置「マカップス」は自動制御方式のため、取り付け後は手間もかからず安心していられます。
船主のみなさまからも「船体の維持費が低減できる」、「稼働率が向上した」などとご好評をいただいております。

▼ 資料ダウンロード

macaps_j_202206.pdf カタログPDF

特長

1.船体維持費が低減できます
  • 腐食による修理費はほとんど不要です。
  • 外板、舵板の防食亜鉛がいりません。
  • 塗装費用が大幅に低減できます。
2.船の稼働率が向上します
  • 入渠間隔が延びます。
  • 入渠の修理も軽くてすみ、入渠期間が短くなります。
3.入渠時期があらかじめわかります
  • 装置の電流計によって塗装劣化などの状況がわかるため、入渠時期をあらかじめ知ることが可能です。
4.装置が簡単です
  • 船体貫通箇所が少なくてすみます。
  • 陽極の配置は船体後部のみでも有効です。
  • 制御整流器は場所をとらないコンパクト設計です。
5.すぐれた防食効果を発揮します
  • 状況に応じて(海水の温度や塩分、船速など)、最適な防食電流が自動的に調整されるため、効果的な防食がされます。
6.長寿命です
  • 陽極は消耗しにくい<鉛・白金>で大きな電流にも強く長寿命です。

 

動作概要

海水中にある船の外板やプロペラなどは部分的に電位が高い部分と低い部分があり、この間に電流が流れるために腐食が生じます。マカップスはこれを防止するために、陽極をもうけ、これから海水を介して船体に電流を流すことにより、強制的に船体の各部の電位を等しくして腐食を防止します。
また、陽極からの電流を自動制御するために基準電極をもうけ、これと外板との電位差を計測します。そして、あらかじめ設定された防食電位と比較し、外部状況が変化した場合にも、陽極からは常に最適量の電流が流されるわけです。

 <自動制御の例>

 

  • 積荷による吃水の変化:深くなると電流を多く流す。
  • 潮流や船速の変化:速くなると電流を多く流す。
  • 海水の塩分の変化:うすくなると電圧を高くする。
  • 周囲温度の変化:低くなると電圧を高くする。

装備に際して

①防食効果のおよぶ範囲
  • 吃水線下の船体外板、ビルジキール、スタンフレーム
  • 舵板(船体との良好な接地が必要です)
  • プロベラおよびプロペラ軸の触れる部分(船体との良好な接地が必要です)
②保護亜鉛の取り付け
 次の場所には保護亜鉛を取り付けてください。
  • シーチェスト内部
  • プロペラ軸出口スタンチューブ(リング亜鉛)
  • ラダートランク内部
  • 船内配管、冷却機、主・補機など
  • バウスラスターのある場合…その内部
  • その他、外部からみえない陰の部分
③CP-50A、CP-100A
  船の種類、形状、大きさによってCP-50AおよびCP-100Aの2種類があります。
  CP- 50A:500トン以下
  CP-100A:500トン〜3000トン
  なお、船の種類や形状によって多少変わります。その他詳細はお気軽にお問い合わせください。

 

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※商品の仕様およびデザインは予告無く変更する場合があります。
承認:エディタ